大規模復元リクエストアラートは、ユーザーがそのユーザーの全バックアップ総量の60%を超える容量の復元リクエストが発生した場合に、そのユーザーに対してメールで通知を行う機能です。
この機能は、許可されていない第三者によってユーザーのデータにアクセスしてダウンロードしようとしている可能性を察知するものです。
- 大規模復元アラートは、Web管理ページからダウンロードする場合にのみ適用され、復元ユーティリティから復元する場合には適用されません。
- コールドストレージも、待機時間後にダウンロードしたときにバックアップサイズの60%を超える場合は大規模復元アラートとしてメールが発信されます。
- 通常のストレージとコールドストレージの容量は別扱いとなります。例えば、通常のストレージとコールドストレージにそれぞれ1GBのファイルをバックアップし、通常のストレージから1GBのファイルを復元すると、大規模復元アラートの対象となります(全体の容量としては50%の容量の復元ですが、通常のストレージからは60%を超えているためです)。
この機能は任意で使用できます。有効と無効を切り替えるには下記の操作を行います:
- AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。
- 左側のメニューから [レポート] を選択します。
- [レポート設定]をクリックします。
- 「大規模な復元リクエストが発生したときにメールを受信する」オプションの変更を行い、最後に「保存 設定」をクリックします。